工業製品その他人工的なものの形、模様、色などに関する装飾的考案や工夫などを意匠といい、それを図面に表したものを意匠図という。
一般にエレベーターやエスカレーターは、建築デザイン上の重要な要素で、その意匠については、建築意匠の一環として種々の要求を受けることが多い。
このため、昇降機のメーカーは、これらの意匠上の要求を意匠図にまとめて折衝を繰返し、最終的に施主又は設計事務所などの承認を取得してから製作にかかるのが一般的である。
意匠図の種類としては、エレベーターでは、乗場意匠図、かご意匠図、エスカレーターでは外装意匠図などが代表的なものである。
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